コーヒーが大好きな人が多いと言われる韓国だけれど、最近流行しているのがお茶や紅茶。
ソウルを中心におしゃれなティーカフェがたくさんできて、カクテルのような写真映えするドリンクや目でもおいしい美しいお茶菓子を提供しているんです。
味だけでなく、その綺麗な見た目、香りや落ち着いた雰囲気まで、五感を刺激するカフェのなかからエディターが5店舗をピックアップ。さあ、感性を研ぎ澄ますお茶の旅へでかけましょう。
COCOSIENNA
ソウルの弘大（ホンデ）のお隣、延南洞（ヨンナムドン）に位置するココシエナ（코코시에나）。
ここではお茶の「おまかせ」を提供。その名のとおり、コース料理のようにお茶とお茶菓子を提供してくれるティーカフェ。高級寿司店を彷彿とさせるカウンターバーが新鮮です。まるでお食事をつくるように繊細な手使いでお茶を淹れてくれます。
2021年夏のティーコースには、ダージリングティーで作ったスパークリングドリンクが登場。ドリンクにあわせたフードと一緒にペアリングして楽しみます。
お茶を淹れながら、そのお茶の歴史や香りなどについてお話ししてくれるそう。
eert
外観も内観もとってもおしゃれなティーカフェeert。望遠（マンウォン）にある店舗の前には、ウェイティングの列ができていました。
eertは近年話題の場所ソウルの森にも、古い一軒家を改装してオープン。コンセプトは「ソウルの小京都」。日本的な和の雰囲気と洗練されたデザインのインテリアが、落ち着いた大人の空間を作り出します。
そんなeertの名物は引き出しスイーツ。箱にぎゅっと詰められた数種類のスイーツはどれから食べるか迷ってしまいそう。
バー・ティーセント
バー・ティーセント（바 티센트）はちょっぴり大人な雰囲気のティーカクテルバー。お茶の香り、という意味をもつこちらのお店は清潭洞（チョンダムドン）にあります。
店内にはバーカウンターや重厚感ある家具、そして庭園をイメージしたデコレーションまで。
こちらのバーでは、アルコールを使用したティーカクテルを豊富に取り揃えます。ノンアルコールのメニューもあるので、ただお茶を楽しみたいという人にもおすすめ。現地のブログには「雰囲気がパーフェクト」というコメントがずらり。
チャチャティークラブ
延南洞（ヨンナムドン）にあるルーフトップバーならぬ、ルーフトップカフェのチャチャティークラブ（차차티클럽）。ガラスの天井が太陽光をたっぷり取り込み、座っているだけで気分がよくなりそうな場所です。
こちらのお店では、本格的なお茶文化を楽しめます。白茶、ウーロン茶、紅茶などの複数の種類ごとに、たくさんのフレーバーが用意されています。美しいポットで提供するお茶は、日々緊張した心を満たしてくれるはず。
WOOYEONMOTティーハウス
ソウルから少し離れて、チェジュ島にあるティーハウスWOOYEONMOT（우연못 티하우스）。まるで香水の調香のように好きなお茶を選べる場所。
お茶をテイスティングしたら、お気に入りのものを注文してカフェタイム。お茶に合うフードも用意されています。
小さい頃に経験した、母親とお茶を楽しむ思い出をもとに代表はこのお店をオープンさせたそう。白を基調とした店内は静かな時間がゆったりと流れそうな場所です。
