こんにちは。 初めまして!
noritter及びondat!サービスを運営しているジェイと申します。
今回は皆様に「ondat!の誕生ストーリー」についてお話ししたいと思います。
ondat!の始まり..
2020年 8月
春から始まったコロナ。夏には終わるんじゃないかとの予想の反面、全世界的にますます広がっている状況。。。
noritterから韓国トレンド情報を提供するたびに聞こえてくるユーザー皆様の反応。
「この商品買いたいんですが」
「どこで買えますか?」
「日本では買えないんですか?」
「売っている所を教えてください」
…
どうすればオンラインとオフラインを通じて、韓国の今のトレンドをユーザー皆様に提供できるのか?
どうすればユーザーさんに少しでも楽しめるサービスを提供できるのか?
私たちは悩み始めました。
2020年09月02日 noritter 新プロジェクト会議
韓国トレンド、キュレーション、ライフスタイル…
ユーザー皆様の「ニーズ」と、私たちの得意分野である「トレンド情報」。
この共通点を探し出し最終的に到着したアイディアが、サブスクボックス!
日本にいるお客様に楽しいサービスを提供できそうだ。 何か面白いサービスになりそう!
漠然とした期待感を持ち、サブスクボックスサービスを進めることになりました。
'今'の韓国トレンド、ライフスタイル、
優秀なブランドと商品を、日本のお客様にお届けするサービス [ondat!]
2020年10月30日 ondat! プレボックス販売決定
インスタグラムアカウントをオープンし、販売日程のお知らせと共に本格的なプロジェクトを開始しました。
プレボックス販売開始まで、約2か月しか残ってない状況。
いざプロジェクトを実行してみると、思ったより準備すべきことや決めるべきことがとても多かったです。
しかも、この全ては私たちが今まで一度も行ったことのないことだらけでした。
- ボックスは月に1回ずつ送ろうか。 いや、毎月もらったら不必要な商品が増えて、お客様の満足度が落ちると思う。各季節ごとに年4回で進行しよう。
- 金額帯はどうする? 販売価格が下がると入る商品が寂しくなって、単価が高ければ購買ハードルが高くなると思う。
- 適切なボックスのサイズは?
- ボックスデザインは?ボックスに費用が沢山かかってしまうと、負担になってしまう。だからといってボックスのかわいいデザインは諦められない! どうしたらいいのか?
- 商品のラインナップはどうしたらいいのか? これで本当に満足してもらえるのか?
- 韓国の今の本当のトレンドって?日本で販売していない本当のトレンドを伝えなければならない。
- 海外配送できない商品は何だろう?
ondat!運営の核となる部分から、本当に細かいところまで決めていきながら、サービスの形を整えていきました。
しかし、このように準備を整えていきながらも、サービスオープンまで、本当に沢山の危機がやってきました。
一番目の危機
初めて商品ラインナップを選定することもあり、ブランドとの調整が大変難しかったです。
まず初のサービスとのことで何の販売実績もないし、私たちと一緒にしようとするブランドを探すのはとても大変でした。
ブランドからしたら、変なところとコラボしたら、ブランドイメージにダメージを与えるかもしれないからですね。
しかし、ondat!の方向性や趣旨について、何度もの説明や説得を重ねて、
プレボックスからお客様に紹介したいブランドとの進行が実現しました。
(今は沢山のブランドからondat!サービスに興味を持ってくださっています! )
それだけでなく、必ず紹介したい商品の単価が合わず、何度も何度も価格調整のミーティングを要請したり、
全体的なバランスが合わず、緊急に東大門市場、南大門市場へ市場調査に行ったりしました。
さらには、チューリップ造花の需給が急に不安定になったため、高速ターミナル花市場を訪問して業者発掘や価格調整を...
メインアイテムの公開日程は近付いてきているのに、まだ決まっていない商品ラインナップ…
ある程度決まったら、知人にラインナップに関するフィードバックをもらってまた変更するなど。
何十回も私たちが満足できるまでアイテムラインナップを変更し続け、やっとラインナップの完成度を高めていきました。
二番目の危機
皆様にプレボックス販売のお知らせをしてから数日後、韓国最大規模の段ボール原材料保管倉庫で大きな火災が発生しました。
ただでさえコロナ禍で段ボールの需要は高いのにも関わらず、倉庫火災によって国内段ボールの需給に大きな問題が発生し、
段ボール単価の急上昇や供給不足が発生しました。
(どの程度の火災かというと、8~10ヶ月間、韓国国内での段ボール供給に問題が発生するほど大規模な火災でした)
昨日まではネットで手軽に買えた段ボールが、今は在庫がなく、もう見つからない状況。 なぜよりによってこの時に…。
しかし、プレボックス販売を待っているお客様との約束を破ることはできないので、
あちこち手配をして最後の最後に何とか確保することができました;;;
三番目の危機
契約が決まりかけていた国際配送業者から『ラーメン、お菓子、ゼリーなどは日本への配送が不可』だという話が入りました。
文字通り「パニック」です。
もう皆さんには販売日程やメイン商品のラインナップが公開された時点..
それだけでなく、決済システムのテスト結果にて、正常に決済が完了する割合がなんと10%...
当然だと思っていたことが、当然ではない結果が次々と出てくる状況でした。
このままでは配送自体も不可能で、お客様が購入したくても購入ができない状況になり、
サービス運営自体ができない状況です。
どんな業者を探してみても、送料が高すぎたり、配送できない商品が多すぎて挫折と緊張の連続でした。
幸いにも販売開始一週間前に私たちの条件に合う業者を見つけ、配送が可能になりました。
そして決済サービス業者と数十回のやり取りを通じて決済システムの完成度を高めていきました。
このような紆余曲折の末、初のプレサービスオープン日を迎えました。
オープン日がだんだん近づく中、サービスPRを行いましたが、ユーザー様からの反応は思ったより低調でした
私たちはお客様にご満足いただけるように最善を尽くして、商品企画からボックスデザインまで終えた状態でしたが..
プレサービスオープンまで焦りは続いていきました。
そんな中、ついに12月26日12:00にプレボックス販売が開始!
私たちの心配とは異なり、販売を開始すると同時に爆発的な購入が発生しました 。(なんとリアルタイム訪問者数が1,000人超えでした)
その結果、500個限定販売がわずか4時間で完売。
(そんな中数量限定で販売したため、完売直前に複数の注文が重なって決済エラーが発生するなどの問題も発生… )
私はその日、販売量をリアルタイムで見ながら興奮と歓声を上げた記憶があります。
(夕食はチメクを注文してパーティーしました )
プレボックスでの皆様の熱い関心のおかげで、私達は無事 2021年 1月 9日 12:00にondat!サービスを正式にリリースすることができました
「毎回ワクワクにしている韓国から届くプレゼント」、
「こんなサービスを待っていました!」、
「私がほしかった商品です!」、
「コロナで韓国に行けなくてとても悲しいですが、この時期こいうサービスありがたいです!」
…
皆様からの沢山の暖かいお声から、『私たちが一生懸命準備したサービスが、皆様が望んでいたニーズにマッチしたこと』を実感し、
何より大きな喜びを感じました。
今現在まで皆様には約8,000以上の経験(ボックス)をご提供することができました。
今では雑誌やテレビなど、様々なメディアにも取り上げられ、より多くのお客様にondat!の存在感を少しずつお伝えしています。
皆様からのご意見から始まった「ondat!」は
引き続き皆様の声に耳を傾け、共に成長していきます。
これからも皆様の大切なご意見を、たくさん聞かせてください。
そして、皆様の意見で作られる、今後も進化する「ondat!」を今後もぜひご期待ください。
'今'の韓国トレンド、ライフスタイル、
さらに、良いブランドや商品を紹介するために「ondat!」はこれからも一生懸命頑張っていきます。
いつもありがとうございます。